第1章 職員採用について 

 

【採用の基本方針】

・“関わる姿勢”と“理念共感”を重視した人材採用

・経験よりも、人柄・誠実さ・学び続ける力を重視

・支援者としての資質(対話力・責任感・他責にしない姿勢)を評価の軸とする

 

 

第2章 職員求人

「寄り添い、信じ、共に育つ人を募集します」

 

【はぁもにぃの理念】

「はぁもにぃ」は、障がいのある方が“働くことを通じて、自己理解を深め、自分らしく生きる力”を育むことを支援します。

2012年12月より就労継続支援A型事業所を運営しています。

私たちが何より大切にしているのは、「等身大のその人をあるがまま受け入れること」。

無理に“変えよう”とするのではなく、自己理解を促し、その人自身の意志や成長を支えます。

支援とは、「正しく指示を出すこと」や「問題をなくすこと」ではなく、相手と一緒に“より良くなる方法”を考え続けるプロセスです。そのためには、利用者の特性理解と同時に、支援者自身が“どう関わるか”を常に振り返る姿勢が求められます。

この仕事は、表面的な対応ではなく“心からの関わり”が求められる仕事です。

 

【求める人物像】

・その人の価値観や歩みを尊重し、あるがままを受け止められる方

・表面的な指導ではなく、“ともに考える”関係性を大切にできる方

・素直に学び続ける姿勢がある方

・困難やミスを“誰かのせい”(他責)にせず、自分ごととして受け止められる方

※特に、【他責思考のある方は当事業所には向きません】。

支援においても、組織の中でも、“自分は何ができるか”という視点で関われる方を求めています

 

【業務内容】

・利用者への作業指導及び支援・体調管理・相談対応

・一人ひとりの自己理解と成長を促す支援(対話・面談・支援会議・記録など)

・作業工程管理・納品及び出荷補助

・支援者同士の連携・振り返り共有(事例検討会・定例会議など)

・自己研鑽(内外研修参加など)

 

【歓迎する方】

・福祉経験は不問だが運転免許要

・明るさがある方

・勤勉な方

・人間関係において責任をもって対話できる方

・言いっぱなし・やりっぱなしにしない方

・自分の言動を客観的に見つめる習慣がある方

※特に、規模は問いませんが企業等で管理職経験のある方歓迎します。

 

【勤務条件・待遇】

・雇用形態:常勤職員/非常勤職員(応相談)

・勤務時間:9:00~18:00(休憩60分)(非常勤職員応相談)

・休日:土日祝、年末年始(年間休日120日以上)

・給与:未経験者(一般初級スタート) 月給21万円~(年2回同額賞与支給)

・社会保険完備、交通費支給、研修制度あり

・将来のキャリアアップ支援あり(指導員・支援員→管理職)

・年齢不問

・学歴高卒以上

 

【最後に】

支援の仕事は、“人”と向き合うことそのものです。

時に揺れる、迷う、正解のない道ですが、それでも目の前の人を信じ、自分自身の関わりを問い直し続けられる方と、共に働きたいと願っています。

※特に、「他責にせず、自分から関わる」—そんな姿勢に自信がある方、年齢関係なく成長意欲のある方(新しいことを学ぶことに積極的な方)、ぜひご応募ください。

 

【応募方法】

・履歴書(写真付)をメールまたは郵送にてご提出ください

・まずは見学・対話だけでも歓迎します

・理念に共感し、自分も育ちたいと願う方をお待ちしています

 

 

第3章 応募者向け事前アンケート

 

【応募者事前アンケート】

お名前:

ご年齢:

ご連絡先(電話・メール):

1. 「はぁもにぃ」の理念を読んで、どのような印象を持ちましたか?

 

 

2. あなたがこれまでに「人と深く関わった経験」について教えてください。

 

 

3. 仕事や人間関係で困難を感じたとき、どのように乗り越えてきましたか?

 

 

4. 自分の強み・弱みをどのように捉えていますか?

 

 

5. 「他責にせず、自分から関わる」という姿勢について、あなたの考えを教えてください。

 

 

6. この仕事を通じて、どのように成長したいと考えていますか?

 

 

7. その他、伝えておきたいことがあれば自由にご記入ください。

 

 

 

 

第4章 チャレンジドメンバー・スタッフ(利用者)募集

「障がいのある方の“働きたい”を応援するA型事業所です。

新たな仲間を迎え入れ、共に成長していくための採用を行います。」

 

【求める人材像】

・働くことに前向きな意欲のある方

・こつこつ取り組める勤勉さがある方

・アドバイスに耳を傾け、成長できる素直さがある方

・他責にせず、困難に対して自分ごととして取り組める方

 

【業務内容】

・菓子・食品製造(有機JAS認証工場です)

・カフェ&ショップレジ・ドリンク提供等(※土気あすみが丘プラザ1F「フェアトレードカフェ&ショップ」にて施設外就労)

・事務・広報(法人事務・広報業務受託)

・養蜂・農業・草刈・清掃(一部施設外就労)

・希望・適性に応じた業務を一緒に考えます

 

【勤務時間・日数】

・週3日〜5日(応相談)※勤務日数より欠勤が少ないことが大事です

・9:30〜15:30(休憩1時間)※4時間半程度

 

【賃金・工賃・待遇】

・雇用型(基礎):時給制(千葉県最低賃金以上※2025年4月現在1,076円~)

・非雇用型:時給制(関われる作業種類により千葉県最低賃金×40%~100%)

・交通費:通所助成が受けられる方は支給なし、制度がない市町村にお住まいの方につ いては千葉市通所助成(かかる実費の半額)支給

・ステップアップ制度あり(リーダー・職員登用実績あり)

 

【応募方法及び採用までの流れ】

・電話またはメールにてお気軽にご連絡ください

・見学

・職場体験(実習)1~2週間程度

・採用面接

 

 

第5章  利用希望者 職場体験(実習 )評価視点(はぁもにぃ)

 

【 基本的な生活・行動習慣】

・出勤時刻・身だしなみ・清潔感(職業人としての自覚があるか) 

・あいさつ・返事・指示への応答(人とのやりとりが成立するか) 

・健康管理・体調申告(自己管理能力の有無)
 

【作業能力と遂行力 】

・作業指示の理解・再現力(指示通りにできるか) 

・スピードと正確さ(ばらつき、作業継続力) 

・単純作業・反復作業への耐性 

・マニュアル・チェック表の活用状況(視覚支援の有効性) 

【対人スキル・職場適応力 】

・支援者・他の利用者・職員との関係性(距離感・礼節・報連相) 

・指摘やフィードバックへの反応(防衛的・素直・無反応 など) 

・職場のルール・集団行動への適応(逸脱・過剰適応の兆候) 

 

【意欲と将来性 】

・実習中のモチベーション(姿勢・言葉・表情に現れるか) 

・興味のある業務への挑戦意欲 

・苦手作業との向き合い方(逃避・改善・訴え) 

・将来のビジョン(漠然でもいいので何らかの方向性があるか) 

【環境整備・支援ニーズの有無 】

・実習中に必要だった配慮内容(言語・視覚支援/声かけの頻度) 

・体調面・メンタル面の揺れ(安心感の有無・トラブル耐性) 

・通所手段・通勤時間の許容度(継続可能性) 

・利用希望者の特性と事業所の支援体制とのマッチング 

【 安全・リスク管理 】

・危険作業・注意喚起への理解度(安全意識・観察力) 

・突発事態への反応(パニック・フリーズ・指示待ち) 

・情報開示の状況(支援機関・家族と共有すべき情報があるか) 

はぁもにぃ 人材育成・評価制度マニュアル 

 

【はじめに:理念と制度の目的】

はぁもにぃは「誰もつくろうことない笑顔で過ごせる地域社会の実現」を理念に掲げ、すべての人を『成長する存在』として尊重します。 

本制度は、『職員と利用者が共に育ち合い、支え合う組織文化を実現』するために設計されました。はぁもにぃでは、『人を育てる組織』として、職員と利用者の成長を段階的に支援する体制を整えています。 

単なる業務遂行ではなく、一人ひとりの特性や役割に応じた成長を支援し、組織全体の持続的発展を目指します。 

 

【人材育成の基本方針と価値観】

【育成方針】 

 ① 職員も利用者も「成長する存在」として尊重する 

 ② できないことより「できるようになったこと」に注目する 

 ③ 評価と支援は一体であり、対話を通じて自己理解・他者理解を深める 

 

【大切にする価値観】 

 ①   他責思考ではないこと 

      → 自らの行動を振り返り、環境や他者のせいにせず行動改善を図れる 

 ②   成長意欲があること 

     → 与えられた役割を超えて、より良くなろうとする姿勢を大切にする 

 ③   仲間を尊重できること 

     → 自分のことだけでなく、周囲の状況や気持ちを受け止め、チームで協働できる 

 ④   誠実・勤勉であること 

      → 毎日の業務に誠実に取り組み、安定した努力を積み重ねる姿勢を評価します 

 

【求める人物像】

【職員】 

・利用者を正しく理解し、支援に尽力できる 

・価値観にとらわれず、学び続けられる 

・組織の理念実現に向けて誠実に取り組む 

 

【利用者】 

・働く意欲と成長意欲を持っている 

・自己理解を深め、自分マニュアルの完成を目指せる 

 

【等級制度(キャリアパス)】

段階的な成長支援の枠組みとして、以下の等級制度を整備しています: 

 ①   非雇用型利用者 

 ②   雇用型利用者(雇用型基礎) 

 ③   リーダー(雇用型上級) 

 ④   一般職員(初級・中級) 

   ・一般(初級): 基本的な支援業務を習得し、日常業務を遂行できる。 

   ・一般(中級): 利用者理解を深め、支援の質を高める。 

 ⑤   副主任・主任 

   ・副主任: チーム内でのリーダー的役割を担い、後輩指導を行う。 

   ・主任: 支援計画の立案やチームマネジメントを行う。 

 ⑥   副責任者・責任者 

   ・副責任者: 組織運営の一部を担い、外部連携や制度設計に関与する。 

   ・責任者: 組織全体の運営と理念の浸透、人材育成を担う。 

 

【評価制度の概要】

【目的】職員および利用者の成長支援、組織の理念浸透、業務改善 

【実施時期】年2回(上期・下期) 

【評価者】自己評価+上司評価+面談 

【形式】5段階評価+記述式フィードバック 

 

【評価項目と方法】

【主な評価観点】 

  ①  理念理解と実践:利用者の特性を理解し、理念に基づいた支援ができているか

  ②  自己成長:  自己の価値観にとらわれず、学び続けているか 

  ③  チーム貢献:他職員との協働や後輩支援ができているか 

  ④   目標達成力:支援目標に向けて努力し、成果を出しているか 

 

【評価方法】 

  ①  5段階評価(自己評価+上司評価)+コメント記入 

  ②  評価後にフィードバック面談を実施、職員の強みと課題を共有。 

  ③  目標設定と振り返りの対話を重視 

  ④  数値でなく本人の気づきと納得を重視 

 

【フィードバックと育成施策】

  ①  1on1ミーティングの定期実施 

  ②「自分マニュアル」の作成支援 

  ③  理念研修・ケーススタディの導入 

  ④  評価結果に基づく成長支援と昇格判断 

    ・制度導入前に職員説明会を実施し、目的と内容を共有する 

    ・評価者研修を行い、公平な評価ができるようにする 

    ・制度は毎年見直し、現場の声を反映して改善する 

 

【実践ルールと行動文化】

【実務ルール】 

・担当者の責任と権限明確化 

・納期と報連相の徹底 

・5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ) 

 

【行動文化】 

・明朗・愛和・喜働 

・自利利他の精神(他者視点の判断)