特定非営利活動法人はぁもにぃ


代表あいさつ

「先に逝く私達はこの子達に一体何を残せばいいのだろう?」

立ち上げのきっかけは、特別支援学級に通う娘の担任教諭がくださった答えです。

「この子達に必要なものは家やお金といった資産ではないと思います。
彼らに必要なものは共に過ごす仲間、支援してくれる人、そして居場所なんだと思います。」

さらに先生はおっしゃいました。

「毎年生まれてくる命のなかには、
一定のパーセンテージで障がいを持つ子どもたちがいます。

彼らは誰かが必ず引き受けなければならない、
でも誰も引き受けたがらない障がいという困難な特性を、
『僕が(わたしが)引き受けます!』と名乗りをあげてくれたのだと思います。


優しい子どもたちだと思いませんか?
素晴らしい子どもたちだと思いませんか?


だから私は彼らを心の底から尊敬しています。」

この言葉を聞いた瞬間から、わたしの中でわが子が障がいを持って生まれた意味が
大きく変わっていきました。

発達障がいや知的障がいは目に見えません。

だから彼らは理解されにくく、その特性を知らない人達から受け入れてもらうことが難しい現状があります。


でも彼らを知るとそんな現状は一変します。

好きなことにただただ一心に向き合う。
そんな彼らと一緒にいることで、
「これでいいんだ」という思いが

沸き上がってきます。

「はぁもにぃ」のミッションは、
そんな彼らの魅力を皆さんに伝えていくことだと思っています。

障がいのある人もない人も、あるのは優劣ではなくただ違いだけ。
誰もがそれぞれの違いを認め合い、助け合い、時に補い合うことができたら…。

半径20キロ圏内に真のノーマライゼーション社会の実現を目指し、
皆がつくろうことのない笑顔で過ごせる街を次世代に残すために、
「はぁもにぃ」は活動を続けていきます。

理事長 長浜 光子


法人概要 (About Us)

 

特定非営利活動法人はぁもにぃは、発達及び知的障がい児・者が、地域や社会の中でいきいきと豊かに実りある生活を送れるよう支援していきたいという趣意のもと、2007年12月に設立された千葉市緑区のNPO法人です。

法人名:

特定非営利活動法人はぁもにぃ


代表者:

長浜 光子


所在地:

〒267-0061 千葉県千葉市緑区土気町1727-4


電話番号:

043 - 308 - 5925


FAX番号:

043 - 308 - 6506


E-mail:

contact@npo-harmony.or.jp


設立年月日

2007年4月1日


 

定款(要約)

第1章 総則

 ・名称: 特定非営利活動法人はぁもにぃ。

 ・所在地: 千葉県千葉市緑区。

第2章 目的及び事業

  • 目的: 発達及び知的障害児・者が社会に貢献し、生きがいを持ちながら充実した生活を送るための支援。

  • 非営利活動の種類:

    1. 保健・医療・福祉の増進。

    2. 社会教育の推進。

    3. 環境保全。

    4. 子どもの健全育成。

    5. 職業能力開発や雇用促進。

  • 具体的事業:

    • 地域生活支援、福祉サービス、障害児通所支援事業。

    • コミュニティカフェやセレクトショップの運営。

    • グループホーム運営。

    • 教育・研修、相談事業。

    • 普及啓発事業。

第3章 会員

  • 会員の種類:

    1. 正会員(法人の目的に賛同する個人または団体)。

    2. 賛助会員(目的に賛同し支援する個人または団体)。

  • 資格喪失:

    • 退会、死亡、会費未納(2年以上)、除名など。

  • 入会金・会費: 理事会で別途定める。

第4章 役員

  • 役員構成:

    • 理事: 4~8名(うち1名が理事長、1~2名が副理事長)。

    • 監事: 1~2名。

  • 職務:

    • 理事長は法人を代表し業務を統括。

    • 副理事長は理事長を補佐。

    • 監事は業務や財務の監査を担当。

  • 報酬:

    • 役員総数の1/3以下が報酬を受け取ることが可能。

第5章 総会

  • 種類: 通常総会(年1回)、臨時総会。

  • 権能: 定款変更、解散、合併、重要事項の議決。

  • 議決条件:

    • 会員総数の半数以上の出席、かつ出席者の過半数の賛成。

第6章 理事会

  • 構成: 理事全員。

  • 職務: 総会の議決事項の執行、事業計画や予算、役員の選任・解任など。

  • 招集: 理事長または5分の1以上の理事による請求で開催。

第7章 資産及び会計

  • 資産構成:

    • 入会金・会費、寄付金、事業収益など。

  • 会計の原則: 法令に基づき透明性を確保。

  • 予算と決算:

    • 理事長が作成し、理事会で承認。

    • 剰余金は次年度に繰り越し、分配しない。

第8章 定款の変更・解散・合併

  • 定款変更: 総会で会員の4分の3以上の賛成が必要。

  • 解散理由:

    • 総会決議、事業遂行不能、会員欠亡、合併、破産など。

  • 残余財産: 他の非営利法人等に譲渡。

第9章 公告方法

  • 方法: 掲示場及び官報に掲載、またはホームページ上で行う。

第10章 事務局

  • 職員任命: 理事長が行い、必要な事項は理事会で決定。

附則

  • 法人設立当初の役員、事業計画、会費などの特例規定。

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特定非営利活動法人はぁもにぃ
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令和6年度 特定非営利活動法人はぁもにぃ 事業報告書 

1. 法人理念と方針 

令和6年度も、発達・精神・知的障碍のある当事者とその家族が、地域社会の中で誤解や偏見なく受け入れられる環境づくりを目指し、支援サービスの提供と普及啓発活動に取り組みました。 

 

2. 主軸事業:就労継続支援A型事業 

【福祉事業】 

・利用定員:15名(雇用型10名、非雇用型5名) 

・雇用型利用者:菓子・食品製造担当カフェ&ショップサービス提供担当、事務広報(主に法人本部からの事務広報業務受託)担当等に従事。うち事務広報担当1名は全日在宅就労、1名は週1在宅就労。 

・非雇用型利用者:養蜂・農業・除草作業・軽作業に従事。 

・新規受け入れ:雇用型4 

・ステップアップ:名(一般企業1※2024年4月より、2025年4月現在も継続勤務 

・職員報酬改善:処遇改善加算を活用し継続実施 

・組織体制整備:マニュアル作成、業務属人化の解消に取り組みは未達※2025年度実施予定 

【就労事業】 

カフェ部門(フェアトレードカフェ&ショップ) 

千葉市コミュニティセンターまちづくり共同事業体(JVとして参画)が指定管理をしている土気あすみが丘プラザにて、指定管理者自主事業として2021年12月より運営 

・利用者24名+指導員1名で店舗運営 

・委託商品売上:前年比1.5倍を目指したが、物価高の影響を受け、顧客購入回数が増えず前年度と変わらず 

・千葉市フェアトレードタウン認証に向けた旗艦店としての活動強化:メディアからの取材対応や推進活動としてイベント出店やワークショップ開催等積極的に取り組んだ 

・出張販売・イベント催事:売上データ分析に基づき選定・集中実施により件数は減ったが、1回あたりの平均売り上げは50,000円→80,000円となり収益を上げることができた 

食品製造加工部門(お菓子工房はぁもにぃ) 

OEM製品製造受託数増加:2件増 

・有機JAS工場認証取得(2025年3月) 

・有機農家との連携による新規受注先拡大:未達のため2025年度実施予定 

一次生産部門(養蜂・農業) 

・千葉市議会への働きかけにより優先調達目標大幅増(目標額550万円から1800万円) 

・大口除草作業案件複数獲得による売上増:345万円売上増 

事務・広報部門 

主に高機能発達障がい者・精神障がい者が業務を担当 

・ステップアップ:1名が法人内一般雇用へ移行予定だったが、本人のメンタル不調により2025年の再検討予定 

・オンラインショップ運営強化HPとオンラインショップリニューアルにより、管理維持費等コスト減はしたが、売上は変わらず 

SNS・ニュースレターによる情報発信継続 

3. その他の事業 

グループホーム事業 

計画継続中 

福祉人材育成事業 

・行政書士佐々木あづさ氏による研修講師継続 

相談支援事業 

継続実施 

普及啓発活動 

・地域やSNSでチャレンジドフェアトレード推進活動を通し、継続 


理事紹介

理事長

長浜 光子

副理事長

鵜山 恵理子

 

NPO法人

青年塾そら

理事長

理事

鈴木 一

 

坊ノ内養蜂園 

養蜂家

理事

穂谷野 智

 

農業法人

マリヤファーム

代表取締役

理事

佐久間 茂夫

 

ふぁ~むなちゅら

 代表



事業内容

ソーシャルファームプロジェクト

~働きたいと願う誰もが働くことのできる社会の実現を目指して~

 

わたしたちはぁもにぃが目指す「ソーシャルファーム」は、「半径20キロ圏内から真の

ノーマライゼーション社会」を実現するための、実践的かつ持続可能な仕組みです。

 

地域に根ざした経済活動の中で、多様な人たちが「共に働く」ことを通じて、

「共通の責任を担い、共に成長していけるコミュニティ」です。

 

そこでは、働く人それぞれが「できること」で役割を持ち、「できないこと」は

仕組みやチームワークで補い合います。

 

 

障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業

就労継続支援 はぁもにぃ(就労継続支援A型事業所)2012年12月開業

 

 

はぁもにぃ ライフスタイルプロジェクト

~生まれ育った地域で共に暮らしていく~

 

地域連携事業

千葉市コミュニティセンターまちづくり共同事業体JVとして、

主に「土気あすみが丘プラザフェアトレードカフェ&ショップ」など自主事業運営にかかわっています。(2021年4月~2026年3月)

土気あすみが丘プラザ指定管理者(2021.4.1~2026.3.31)

千葉市コミュニティセンターまちづくり共同事業体

 

・株式会社 京葉美装(代表企業)

 

・株式会社 スワット(構成員)

 

・特定非営利活動法人 まちづくり千葉(構成員)

 

・特定非営利活動法人はぁもにぃ(構成員)

GH事業( 計画中 )

相談支援事業

普及・啓発事業

 

・勉強会及びセミナー等開催

 

・講演活動(理事長:長浜 光子)

『FRaU SDGs AWARD 2022-2023』にて、取り組みを紹介いただいた記事がBRONZE賞受賞。

“いまこそ多くの人に知ってもらい、さらに読者のサステナブルな暮らしの参考にしてほしいSDGsアクション”を、1年間にFRaU本誌・MOOK・webで紹介した記事の中から選定されました。

(顕彰=善行や功績などを広く知らせること。広く世間に知らせて表彰すること)

「自閉症の娘とアスペルガーの息子を持つシンママが障がい者就労カフェを作るまで」ほか長浜光子(特定非営利活動法人「はぁもにぃ」理事長)

 

記事はこちらから

https://gendai.media/list/sdgs-award/2022

 

※障碍特性を持つ子どもたちとの暮らしについて、障碍特性を持つ人たちと働くということ、

はぁもにぃの取り組みについて等、30分から1時間半お話しさせていただきます。

※交通費及び資料代等実費のご負担をお願いいたします(謝金応相談)。

 

児童福祉法に基づく障碍児通所支援事業

放課後等デイサービス はぁもにぃ

 

2020年3月末日終了


沿革

2007年 4月

NPOはぁもにぃ 設立


2007年 12月

NPO法人化


2008年 1月

日中一時支援はぁもにぃ 開業


2009年 6月

児童デイサービスはぁもにぃ 開業


2010年 6月

Community Cafe ♭(ふらっと) 開業


2012年 4月

放課後等デイサービス はぁもにぃ 開業

(日中一時支援(放課後対策型)及び児童デイサービスより移行)


2012年 6月

お菓子工房はぁもにぃ 開業


2012年12月

はぁもにぃソーシャルファームプロジェクト 就労継続支援 はぁもにぃ 開業


2014年 4月

はぁもにぃ養蜂部 開業


2015年 4月

はぁもにぃ農業部 開業


2020年 3月

放課後デイサービス はぁもにぃ 閉所


2021年 4月

土気あすみが丘プラザ(千葉市所有)の指定管理事業にJVとして参加(2021.4.1~2026.3.31)



主要取引先

・千葉市

・資生堂パーラー銀座本店

・パルシステム千葉

・西武造園

・株式会社フォーバトン「Natural×Funeral」
・株式会社スエノトーキョー「LOVEG(ラベジ)」

・ファームサポート千葉
・宮脇農園
・横田ファーム
・みつばち牧場等

 

 


補助金・助成金採択情報

国・地方公共団体、独立行政法人等補助金・助成金

 

・独立行政法人 福祉医療機構 平成20年度助成金(地方分)事業

 「軽度発達障碍児・者の社会参加促進事業」

・千葉県 平成23年度障害者自立支援対策特例基金事業(障害者自立支援基盤整備事業)

 「就労継続支援はぁもにぃ(A型事業)施設整備事業」

・ハローワーク 平成24年度成長分野等人材育成支援奨励金事業

 「お菓子工房はぁもにぃ製造担当者(職業指導員)育成事業」

・千葉県 平成25年度 ちば農商工連携事業支援基金事業(農商工サポート事業(販路開拓))

 「FOODEX JAPAN(国際食品・飲料店)2014出展事業」

・千葉市社会福祉施設等災害復旧補助金(国庫補助)

 平成30年度台風15号及び19号による被害に対して

 

民間助成金等

 ・テレビ朝日文化事業団 平成24年度障がい福祉助成事業「ラベルプリンター寄贈」

 ・千葉YMCA 平成25年度チャリティラン寄付金

 ・日本財団 平成26年度福祉車両助成事業「放課後等デイサービス送迎車両」寄贈

 ・公益財団法人 24時間テレビ 平成26年度福祉サポート車助成金事業「移動販売車寄贈」

 ・公益財団法人 ヤマト福祉財団 平成26年度ジャンプアップ助成金事業

 「はぁもにぃユニバーサル農園プロジェクト」 

 ・社会福祉法人 丸紅基金 平成27年度福祉助成事業

 「お菓子工房はぁもにぃ及びはぁもにぃ養蜂部主力商品量産プロジェクト」

 ・久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部 平成30年度活動支援寄付金

 ・公共財団法人 中央競馬馬主社会福祉財団令和2年度施設整備等助成金事業

 「ヤギのレンタルサービス事業(化石燃料を使わないエコ除草等)」

 ・社会福祉法人 読売光と愛の事業団 生き生きチャレンジ2020 福祉作業所助成事業

 「在宅勤務のためのPC増設」 >>社会福祉法人 読売光と愛の事業団

 ・公益財団法人 ヤマト福祉財団 新型コロナ感染症対応臨時助成金

 「新商品クリーミィーはちみつ」で「はちみつ収益3倍」計画

寄付金

 ・令和元年 台風15号及び19号緊急災害支援金  >>詳細

 


財務・決算情報

ダウンロード
令和6年度貸借対照表
※2025年7月2日更新
令和6年度貸借対照表.pdf
PDFファイル 56.8 KB
ダウンロード
令和6年度事業活動収支計算書
※2025年7月2日更新
令和6年度事業活動収支計算書.pdf
PDFファイル 66.5 KB
ダウンロード
令和6年度就労支援事業製造原価報告書
※2025年7月2日更新
令和6年度就労支援事業製造原価報告書.pdf
PDFファイル 47.3 KB

ダウンロード
令和6年度販売費及び一般管理費
※2025年7月2日更新
令和6年度販売費及び一般管理費.pdf
PDFファイル 39.4 KB
ダウンロード
令和6年度財産目録
※2025年7月2日更新
令和6年度財産目録.pdf
PDFファイル 106.3 KB
ダウンロード
令和5年度事業報告
令和5年度特定非営利活動にかかる事業報告書.pdf
PDFファイル 141.1 KB


受賞歴

千葉県及び食千葉連絡協議会「食のちば逸品」

 ・2014年銀賞「お菓子工房はぁもにぃ からすざんしょうであじわうプリンセスぷりん」

 

千葉市「千葉市市政功労者表彰記念祝菓子」

 ・2014年、2015年採択

  「はぁもにぃ養蜂部 はにぃシロップ・お菓子工房はぁもにぃ焼き菓子詰め合わせ」

 

千葉市「ふるさと応援寄附金返礼品」

 ・2015、2016、2017、2018、2019、2020、2021年採択

  「お菓子工房はぁもにぃ プリンセスぷりん」

 ・2017、2018、2019、2020、2021年度採択

  「はぁもにぃ養蜂部 完熟生はちみつ」

 

一般財団法人 雑賀技術研究所「食の3重丸」

 ・2015、2016、2017、2018、2019、2020、2021、2022、2023、2024、2025年度 「食の3重丸」製品認定 「はぁもにぃ養蜂部 はぁもにぃ pure honey『からすざんしょう』『さとのはな』」

  

株式会社ぐるなび「接待の手土産セレクション」

 ・2017年入選「はぁもにぃ養蜂部 はぁもにぃ pure honey 3種ギフトセット」

 

公益財団法人 千葉県観光物産協会 「千葉県優良県産品」

 ・推奨期間平成29年11月から平成31年10月までの2年間「千葉県優良県産品」推奨

 「はぁもにぃ養蜂部のはちみつ『からすざんしょう』『さとのはな』」

  

千葉県及び千葉県障害者就労事業振興センター

「はーとふるメッセオブザイヤー」

 ・2010年優秀賞「Community Cafe ♭(ふらっと)」

 ・2011年千葉ロッテマリーンズ大賞(最優秀賞)「Community Cafe ♭(ふらっと)」

 ・2012年審査員特別賞「お菓子工房はぁもにぃ プリンセスぷりん」

 ・2014年千葉ロッテマリーンズ大賞(最優秀賞)

  「はぁもにぃ養蜂部 はにぃシロップミニボトルセット」

 


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