チャレンジドステップアップ・評価制度

~ 個別支援計画(ISP)と連動し、次の一歩を一緒に確認する仕組み~

 

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チャレンジドステップアップ・評価制度とは

 

はぁもにぃでは、チャレンジドスタッフ一人ひとりが安心して働き続けられるよう、ステップアップ・評価制度を整えています。
また、はぁもにぃでは、IPS:Individual Placement and Support(個別就労支援)の考え方を取り入れていきます。

 

IPS(個別就労支援)とは、
「できるようになってから働く」のではなく、「働きながら、自分に合ったやり方を見つけていく」

という支援の考え方です。


そのため、この評価は、誰かと比べたり、できないところを責めたりするためのものではありません。
・今できていること

・支援があればできること

・これから試していくこと

を整理し、本人に合った働き方や次の一歩を確認するための仕組みです。

はぁもにぃでは、個別支援計画(ISP:Individual Support Plan)と日々の仕事をつなげながら、
・実際の仕事の中で経験する
・うまくいったこと、難しかったことを振り返る

・支援や作業方法を調整する
という流れを大切にしています。

働くことそのものを通じて、働く力、自己理解、作業適性、必要な配慮、役割の広がりを一緒に確認していきます。

大切にしている考え方

 

・評価は、本人を査定するものではありません。

・評価は、支援方法や作業環境を見直すために行います。
・「できない」ではなく、「どんな支援があればできるか」を考えます。
・本人の希望や特性を、作業内容や役割に結びつけます。
・個別支援計画で立てた目標を、現場の仕事の中で確認します。
・作業で見えた成長や課題を、次の個別支援計画に反映します。  

個別支援計画(ISP:Individual Support Plan)とのつながり

 

はぁもにぃでは、IPS:Individual Placement and Support(個別就労支援)の考え方をもとに、

ステップアップ評価を個別支援計画(ISP)と連動させます。

・IPS(個別就労支援)は「働きながら整えていく考え方」
・(個別支援計画)ISPは「その内容を具体的にまとめた計画」

です。

流れは次のとおりです。

1.アセスメント
本人の希望、得意・苦手、体調、生活リズム、作業経験、必要な配慮を確認します。

2.個別支援計画(ISP)作成
本人の希望や課題をもとに、支援目標を立てます。

3.日々の作業・支援
実際の仕事の中で、手順、品質、報連相、体調管理、自己理解などを確認します。

4.ステップアップ評価
できていること、支援があればできること、今後試していくことを整理します。

5.モニタリング
支援方法、作業内容、役割、目標を見直します。

6.次の個別支援計画(ISP)作成へ

現場で見えた成長や課題を、次の計画に反映します。

 

評価の見方

 

評価は、3段階で確認します。

◎ 安定してできている
現在の支援方法で安定してできています。次のステップや役割拡大を検討できます。

 

○ 支援や確認があればできている
一部支援や確認があればできています。現在の支援を続けながら定着を目指します。

 

△ これから練習・環境調整が必要
まだ練習や環境調整が必要です。本人の問題としてではなく、支援方法や作業環境を見直すサインとして扱います

評価の主な視点

 

はぁもにぃでは、次のような6つの視点で確認します。

 

1.通所・勤務の安定

①決められた日に通所できる
②遅刻や欠勤時に連絡できる
③体調不良を早めに伝えられる
④無理をしすぎず、働き続ける工夫ができる

 

2.作業への取り組み

①指示を聞いて作業に入れる
②手順を守れる
③最後まで取り組める
④分からない時に確認できる
⑤ミスを指摘された時に修正できる

 

3.品質・効率・責任感

①丁寧に作業できる
②ミスを減らそうとしている
③時間や納期を意識できる
④商品や取引先への責任を理解できる
⑤自分の作業が仕事としての成果につながることを理解できる

 

4.報告・相談・コミュニケーション

①困った時に相談できる
②指示が分からない時に聞ける
③体調や気持ちの変化を伝えられる
④周囲と一緒に働く意識がある
⑤感情的になった時に落ち着く方法を試せる

 

5.自己理解・セルフマネジメント

①自分の得意・苦手を少しずつ理解している
②疲れた時に伝えられる
③必要な配慮を伝えられる
④自分に合う働き方を考えられる
⑤振り返りを次の行動に活かせる

 

6.次のステップへの準備 

①担当作業を広げる
②責任ある工程に挑戦する
③チーム作業に参加する
④リーダー的な役割を試す
⑤企業実習や一般就労を検討する
⑥今のペースを維持する

ステップアップの段階

 

ステップ1 体験・導入段階

まずは、安心して通い、働くリズムをつくる段階です。 

確認すること:
①通所の安定
②基本的なあいさつ
③作業に入る力
④疲れた時に伝える力
⑤基本的な手順理解

 

ステップ2 作業習得段階

基本的な作業に慣れ、支援を受けながら手順を身につける段階です。 

確認すること:
①手順を守れる
②指示を受けて作業できる
③分からない時に聞ける
④ミスを修正できる
⑤作業時間を少しずつ伸ばせる

 

ステップ3 担当作業安定段階

自分の担当作業を持ち、仕事としての責任を少しずつ担う段階です。

確認すること:
①一定の品質を保てる
②納期や時間を意識できる
③報告・相談ができる
④自分の作業の責任を理解できる
⑤作業の改善点に気づける

 

ステップ4 役割拡張段階(サブリーダー・リーダー)

周囲の手本となり、チームの中で役割を持ち、仕事としての責任の範囲を広げていく段階です。

確認すること:

①後輩スタッフにわかりやすく伝えられる  

②作業準備や片付けを意識できる  

③職員の補助ができる  

④チーム作業で周囲を見られる  

⑤自分の特性を理解しながら働ける  

⑥作業やチームの流れを意識できる

 

ステップ5 自立・進路選択段階

 

自分の働き方や役割を理解し、次の進路を具体的に選択していく段階です。

確認すること:

①安定勤務  

②報告・連絡・相談  

③責任ある作業遂行  

④対人面の自己調整  

⑤職場ルールの理解  

⑥必要な配慮を自分で伝える力   

⑦自分に合った働き方を考えられる 

 

※ステップ5以降の進路

ステップ5に到達した後は、本人の希望や適性に応じて、進路を選択していきます。

主な選択肢は次のとおりです。

 

① はぁもにぃ内での役割拡張(サブリーダー・リーダー)

 → 社員登用 → 職員登用

 

② 一般就労・企業実習

 → 外部企業での就労へ

 

どちらが上・下ではなく、本人にとって無理なく続けられる働き方を選択します。

賃金・工賃との関係

 

評価結果そのものが、すぐに賃金や工賃の増減を決めるものではありません。

ただし、雇用型では、役割や担当作業の変更、ステップアップにより、法人規程に基づいて賃金条件が変わる場合があります。

非雇用型では、作業内容、本人の状態、支援計画等を踏まえて、工賃を個別に決定します。

 

※最低賃金や工賃の目安は、年度、制度改正、作業内容、法人規程により変更されます。
※最新の条件は、見学・面談時にご説明します。

安全・信頼に関わる大切な確認事項

 

安全、ハラスメント、個人情報、金銭・物品、虚偽報告、境界線に関わる問題が確認された場合は、本人・周囲・事業所を守るため、事実確認を行います。

必要に応じて、役割変更、ステップアップ判断の一時保留、支援計画の見直し、関係機関との連携を行う場合があります。

 

これは罰を与えるためではなく、安全で安心して働ける環境を守るための対応です。

ご本人に伝えたいこと

 

この評価は、できないところを探すためのものではありません。

今できていること、少し手伝いがあればできること、これから練習していくことを一緒に確認するためのものです。

はぁもにぃでは、一人ひとりに合った働き方を考えながら、少しずつできる仕事や役割を増やしていきます。

困っていること、やってみたいこと、不安なことも一緒に確認し、次の個別支援計画に活かしていきます。

職員・支援者に伝えたいこと

 

利用者評価は、職員が上から点数をつけるためのものではありません。

個別支援計画に沿って、本人がどのように成長しているか、どの支援が合っているか、どの仕事なら力を発揮できるかを確認するためのものです。

作業がうまくいかない時は、「本人ができない」と見るのではなく、
「今の支援方法や作業設計が本人に合っているか」
「どの配慮があれば仕事として成立するか」
を考えます。

はぁもにぃでは、個別支援計画を机上の書類にせず、日々の仕事と収益活動の中で実践していきます。